混乱する写真界の芥川賞

木村伊兵衛と『アサヒカメラ』とニコンのせめぎあい

写真界の芥川龍之介賞 誕生

写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞創設(朝日新聞社)

写真を切り刻み縫い合わせる

写真屋・寺山修司 荒木経惟の弟子に しかし写真を切り刻む

文学からの接近

頭を下げる三島由紀夫

書を捨てる

『書を捨てよ、町へ出よう』(1967)

文学から遠ざかる

歌人・詩人・放送作家・戯曲家・評論家 寺山修司

"エッセイ"で文壇を作る

元テレビ局アルバイト・中央公論社編集者 村松友視の暗躍

”活字の端っこ”から文壇を通り越す

放送作家・週刊誌コラムニストから直木賞受賞者 歌手へ 野坂昭如

戦後の"マルチ"メディアブームが写真家をキャラ化する 

小説・俳優の依頼を受けた写真家・加納典明

戦後の"コピー機"メディアブームが写真家をキャラ化する 

ゼロックスコピーで私の媒体を造った写真家・荒木経惟

戦後の"テレビ"メディアブームが写真家をキャラ化する 

お茶の間の人気者になった写真家・立木義浩

戦後の"漫画"メディアブームが写真家をキャラ化する

漫画になった写真家・篠山紀信

被写体でもあり写真家でもあり

細江英公以前 三島由紀夫をカメラに収めた元俳優の写真家・矢頭保

高騰続ける1冊の文芸家の写真集

三島由紀夫をオブジェにした写真家・細江英公『薔薇刑』

有名人ポートレイトへの写真家の不満

著名芸能人を撮らえた写真家・高梨豊の「オツカレサマ」

広告写真家の時代がやってきた

後発『カメラ毎日』(1954年創刊)の編集者・山岸章二の戦略

石原慎太郎を追いかける三島由紀夫

第1回新潮文学賞受賞(1954)・三島由紀夫 ボディビル開始

石原慎太郎 ポップスターになっていく裏側で

石原慎太郎の活躍の裏で ニューメディアの誕生ラッシュ

現在の芥川賞を生んだ石原慎太郎

第1回文學界新人賞受賞(1955)・石原慎太郎 生まれ変わった芥川賞

吉川英治と入れ替わった松本清張以前以後

カッパ・ノベルス誕生 松本清張の大ブームとニューメディア

著者近影が装丁デザインに組み込まれていく

後発・光文社の“創作出版” 小説/文芸評論・伊藤整の提案

土門拳初の写真集は文芸家のポートレイトから

写真家/編集者・桑原甲子雄とアルスの戦後復興 土門拳の神格化

新潮社に続いた文藝春秋の文芸家のポートレイト

文藝春秋の戦後復興「現代日本の百人」と田村茂 ~写真家か? 写真屋か?

小説家のイメージは無頼派写真が増幅した

新潮社の戦後復興“文士シリーズ”と林忠彦 ~新戯作派から無頼派へ~

芥川賞の女性版 一葉賞があった

もう一つの芥川賞・一葉賞 長谷川時雨・吉屋信子・林芙美子のせめぎあい

文壇アイドル登場

中央公論社発 アイドル・豊田正子登場 川端康成が後押し

芥川賞誕生時期 もう一つの芥川賞があった

もう一つの芥川賞・池谷信三郎賞も創設

直木賞以前に直木賞があった

もう一つの直木賞・千葉亀雄賞 大衆文芸と『サンデー毎日』

戦前と戦後で変わる菊地寛賞

日本文学振興会設立 菊池寛賞もあいまいだった

混乱する直木賞と芥川賞

直木賞と芥川賞はあいまいだった 文芸家/編集者・木々高太郎の暗躍